丹後ゴージャスとその職人【堤木象氏・東かおり氏】

京丹後の山間にある「山象舎」の堤木象氏は、15年ほど前の京丹後で開催されたアートイベントをきっかけにこの地に移り住んだ染色作家です。

 

自然溢れる丹後の地に自生する植物をスケッチし図案化したのち、植物から抽出した液を用い、その植物の茎や繊維などを織り込む。
丹後ちりめん織物となったその姿は荘厳であり、清々しい華やかさを有します。

ヤシャブシの柄をヤシャブシの実で染め上げた生地を見ていると

植物そのものの美しさに改めて向き合う喜びと、私たちの心中ひそかに宿るアニミズム精神を喚起させられる様な、深い安堵感を覚えます。緻密な技術と植物に対しての絶対的なセンスがあってこそ、生まれてくる織物となります。

 

また京都の芸術家育成のための「内弟子プロジェクト文化体験事業」での講師も務めるなど、ご夫婦で京丹後の魅力を次世代につなげていく活動もされています。

 山象舎2