丹後ゴージャスとその職人【嶋津澄子氏】

丹後の豊かな自然を纏う・・・染色作家・嶋津澄子氏が自身で織った布地で、スケッチした草花をもとにして、摘み・煮出して染め上げた鮮やかな絹のストール。「シルクを日常の暮らしの中に」をモットーに生活に身近なモノとなる布地を草木染・ローケツ染・絞り染・刷毛染・糸目友禅などの様々な方法で染めています。

 風にふうわりと揺らぐ色とりどりのストールを見ていると、おおらかで朗らかな気持ちにさせてくれます。作家の作品とは、作り手そのもの。そんなことを教えてくれます。

 同じ草木でも季節や気温・採取時期などの細かな条件で染め上げた際の発色は、微妙に変わり、また染色液につける回数で、布地はだんだんと濃い色へと変わってゆく。染める植物は、桜・茜・月見草・萩・合歓の木・蘇芳・栗・・・挙げだすときりがありません。

また草木を染色していると、とてもよい香りがするようです。天然のアロマ効果で、嗅覚からも心を豊かにしてくれる嶋津氏の草木染です。


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