丹後ゴージャスとその職人【民谷共路氏】

楽居布は「メイド・イン・日本」にこだわり、たくさんの手仕事をご紹介して参りましたが、2014年秋のうめだ阪急9階ギャラリーでご紹介するテーマは「丹後ゴージャス」。
楽居布の得意とするベーシックなスタイルに今年は艶やかさをアクセントに加え、いつも以上に華やかな展示となる予定です。

またイベントに先駆けて商品の紹介とともに、モノづくりを行う職人の手仕事にもスポットを当て、ご紹介して参ります。


丹後ゴージャスとその職人【民谷共路氏】

螺鈿(らでん)織りの煌めきは、深くて碧い海のようです。
生命の不思議としか言いようのない、貝殻が放つまばゆい美しさは、職人の手によって世界にも類を見ない精巧で美しい繊細な織物となり、見る人の心に深く染入ります。

虹色のように美しい光彩を放つ真珠層を用い薄く削った板状のものを和紙などに貼り付け、糸状に細く切ったものを緯糸として布や帯地などに織り込んだものを、螺鈿織りと言います。

民谷螺鈿創業者、民谷勝一郎氏が研究の末生み出したこの技法はあまりにも精巧で技術と時間を要するものではありますが、民谷共路氏が今も受け継いでいます。

ここ数年は毎年フランスの世界的な素材展・プルミエールビジョンに於いて、世界の卓越した匠だけに招待が許される(メゾン・デクセプション)にも出品しており、その美しさは瞬く間に海外のバイヤーたちの目に留まり、世界でも有数の一流メゾンの洋服の生地としても高い評価を受けております。



丹後ゴージャスでの民谷螺鈿の商品は、ミラノ・ロカティ社で修業を積んでおられた塚本さんと、民谷螺鈿のコラボレーションによって生まれたバッグをご紹介いたします。
プリントした革生地に、螺鈿を細く糸状にしてシルクを織り込んだ、とても珍しいものです。
また使っている金具は、ヨーロッパのアンティークです。

 

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